Vol.782「イベント中止、時間ができた」(メールマガジン「人事の目」より)

18日(火)に帰国しました。サンノゼの帰りに立ち寄ったサンフランシスコのチャイナ
タウンはゴーストタウンのようでした。ほぼすべてのお店やオフィスがクローズ。
多くの中国人が春節で帰国して、米国に戻れないのだろうと思いました。米国の
ローカルニュースでも「オリンピックやるのか?」系の話が取り上げられていました。
私の周辺でも各種イベントが中止、延期となっています。

3月25日に新刊「上司の“当たり前”をやめなさい」の出版記念講演会を予定していたの
ですが、延期になりました。ちなみにこの本ですが、2月下旬に発売予定です。
今回、表紙のデザインを「下町ロケット」のデザイナーさんに描いていただきました。
意識していたわけではないのですが、極めて時節にマッチした(笑)絵になっています。
ぜひ、お手元にどうぞ。 (^O^)

感染症でこれほど世界規模の影響がでたことは記憶にありません。新型コロナウイルスの
致死率(年齢別にだいぶ値が違うので60歳以上は要注意ですが)がとてつもなく
高いわけでもありません。それにもかかわらず、世界中で大型イベントが中止されています。
もしかして報道されていない何かがあるんじゃないかと疑ってしまいます。
(手がつけらないものに変異する可能性があるとか。)

間違いなく今回のことで、リモートワークが推進されるでしょう。接触を避けよという
ことであればイベントや研修よりも満員電車の方が確実に危ないですから。上司としても
9時に必ず出社せよとは言えないでしょう。

私は、と言うと、災い転じて福となす。いくつか予定していたイベントが延期となり、
時間が空きましたので「リモートOT」なるものを開発することにしました。OTとは
Organization theater(体験型ケーススタディ)のこと。ケースの登場人物になり切って
もらい、そこで発生する様々な課題に取り組んでもらうものです。ビジネス上の修羅場
体験研修と言われています。有事の疑似体験をしてもらうことで、いざというときに
その経験値を活用してもらうこと、また想定外の事態に遭遇したときに自分がどれだけ
動けるか、または動けないかを知ってもらうこと(またはそのアセスメントをすること)
これらがOTの効果です。

従来は集合型でやっているのですが、これを完全オンライン上でやってみようと思っています
。もちろん、リアルに集合して受講いただくのが一番ですが、リモートオンライン環境で
課題解決をせざる得ない状況(今がそうかもしれません)もあるはずです。

帰国後のIndigoblueの会議で「リモートOTを開発する!2ヵ月で実践できるようにする!
名づけて“10日で病院つくる作戦”だ!」と宣言。Indigoblueのチームが“うひゃー”と
なっています。が、やってみます。

早速ですが3月27日(金)にトライアルを計画したいと思っています。

6名募集します。トライアルなのでもちろん無料です。条件はリアルのOTを経験したことが
ある人で3月27日に1日時間を空けられる方。ネット環境が。それなりに整っていることが
条件となります。ご希望の方はこのメルマガへの返信で構いませんのでお知らせください。

リモートなので場所を問いません。ただし、参加にあたり、Indigoblueから送られるPCを
利用いただき、終了後送り返していただくことになります。(たぶん)応募締め切りは2月28日。
応募者多数の場合には抽選とさせていただきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。


おまけー1:サンフランシスコでAmazonGOを体験。日本でも同様の試みが行われていますが、
生鮮食料品以外は間違いなくこのスタイルになるだろうと思います。

https://japanese.engadget.com/2019/08/27/amazon-go/

おまけー2:話には聞いていましたが、米国ではUberがタクシー業界を壊滅させましたね。
街でほとんでタクシーを見ません。なにしろ、Uberの方が早く簡単にオーダーできる上に、
車がキレイ、明朗会計。帰国後、日本で試してみましたが、タクシーの方が早くて安い。
日本の大手タクシー会社はUberの良さを取り込みつつありますね。そうなるとタクシーの方が安心。
ここ日本の強さを見ました。

 

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