Vol.726「Biztainment 人の心に火を灯す」(メールマガジン「人事の目」より) 

Indigoblueの主要メンバー全員で「自分たちは何ものか?/何を目指すか?」についての
議論をしました。Indigoblueは私を含め、いろいろな会社でこの手のテーマのファシリ
テーションをしているメンバー揃いです。

まさに紺屋の白袴。自社でこのテーマの議論したのは久しぶりでした。私が一時的に
Indigoblueを離れていた間に体制も変わり、事業も充実。いわば新しい段階にある
Indigoblueで、創業者・会長としてこの議論に参加できたのは非常に良かったです。
(個人的な事情から遅れて参加したのも結果的に良かったです。)

そこで出たキーワードが二つ。「人の心に火を灯す」「先進的な人財を育成する」。
これがIndigoblueの役割であると。「人の心に火を灯す」はその字の通り。
「先進的な人財」とは、未来志向で、過去の考え方に囚われず、誰もやったことがないことに
チャレンジする人財のことです。「先進的な人財」候補が大組織の中でも埋もれないように、
活躍できるように・・・、こうした支援をするのがIndigoblueであると。いいですね。

「人の心に火を灯す」。思うにこれはずっと私のテーマでした。人の心に本当に火を灯せて
いるかどうかはわかりませんが、少なくとも、そうしたい!という想いを強く持ってきました。

学生時代のいろいろな活動、社会人になってからの活動、雇われ経営者としての活動、
講演活動、執筆活動、OT(Organization theater)、塾長活動、サプライズ系の宴席・・・、
すべて、人の心に火を灯したいという想いがこれらのベースにありました。

これらの企画、イベント、講演等に参加して、“こうしてはいられない!”という想いが
生まれ、動き始めてくれる人がいます。“自分がやらなくて誰がやる!”という想いが
生まれ、一歩前に動き出してくれる人がいます。自分が関わった何らかのことで、
こうした人たちの姿を目にしたり、想いの詰まったメールをいただいたりするにつけ、
自分の心に新たな火が灯る感覚を覚えていました。

ちなみに「人の心に火を灯す」という言葉は私が発したのではありません。議論の中から
出てきました。それがまた素晴らしい。同じ想いを持つ仲間と仕事ができるのは幸せな
ことです。今後もこうした「場」の提供や、そのための手法・手段を世の中に発信
し続けていきたいと再認識しました。

「人の心に火を灯す」業界があります。エンターテインメント業界です。

有史以来、人類はなんらかのエンターテインメントと共に進化してきました。
人が人らしく生きていくためには「心の灯」が必要不可欠なんだろうと思います。

陳腐な言葉で言うと「感動(心で感じて心が動く)」がそこにあります。感動が心に火を
灯すのです。映画、音楽、舞台・・・、いくつもの感動があります。領域は違えども、
ビジネスの世界で「感動」が生まれる場づくりをしていきたいと思います。

これぞBiztainment。そういえば、Indigoblue創業時に自分たちが提供するプログラムは
Biztainmentだと言っていました。新しいメンバーたちと原点回帰の議論ができました。

本年も「人事の目」をご愛読いただき、ありがとうございました。2019年は「自由人2年目」。
個人としての活動領域がかつてないほど拡大してきました。

まあ、あと9年くらいはどこまでやれるかやってみます。

よいお年をお迎えください。(新年は1月13日からメルマガ再開します。)

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