「京橋」駅の2番出口を上がると、そこに「SYNQA」があります。
「SYNQA」とは近未来のオフィスを具現化した新たな交流型ビジネス拠点。
ITOKIさんの挑戦的試みの場です。11月26日(月)にグランドオープンしました。
ご興味ある方はぜひ見学されることをお薦めします。
このサイトから問い合わせをすれば、今なら誰でも見学できるようです。
12月12日のダイヤモンド社主催の私のセミナーもここでやらせてもらうことにしました。
ちなみにこのセミナーは「申込み+料金の振り込み」で申込みが完了するので、
この作業を連続して行うと今からでも参加できるはずです。
(前回もキャンセル待ちの方がこの作戦でだいぶ繰り上がりました。)
私のセミナー+SYNQAの体験会参加はお得なパックです。(^_-)
http://diamond-seminar.indigoblue-service.com/sm4-tokyo/information.aspx
さて、私が「SYNQA」について”いいな”と思っているのはここが「外部交流型」であることです。
いろいろな業界業種のヒト達が交流し、そこから気づきや新しい価値が生まれる・・・
「SYNQA」はこれを志向した”実験場”になっています。
もちろん、素晴らしいオフィス家具、用品がたくさんありますので、見学されますと、
それに目移りするかもしれませんが、私が思うにここの力点はそこではありません。
組織の”知的生産性が上がるポテンシャル”を感じさせること、ここが力点だと思います。
私は常々、日本企業の最大の課題の一つが”枠から逸脱すること”だと思っています。
枠を取り払ってみたときに新しい風景が見えてくるはずです。
多くの日本人が前提条件や決まり事を重んじます。これはある意味で素晴らしいことです。
規律を重んじる教育の成果だと思います。
日本以外の多国籍企業で全体集会をやりますと、まず時間通りに始まりませんし、
前で誰かが話していても好きなことをしていたり、
おしゃべりしている輩が上級幹部クラスでもいます。日本ではまずそういうことはありません。
ぴしっとしています。ここは本当に素晴らしい点です。
但し、”枠を超えた発想や行動”も必要だと思うのです、特に今は。
ヒトはどうしても自分の経験からくる思い込みや、
自分の”窓”から見えている風景に縛られます。
自分の”窓”は自分の興味関心をハイライトして見せます。
そうなると、見えているはずだが”見えていない”ことがあっても気づきません。
電車の中の広告を眺めてみてください。たくさんの情報がありますが、
自分が関心のないことは記憶に残らないはずです。
逆に自分にとって関心がある情報は浮き上がって見えるはずです。
ところが、自分と同じ土俵にいないヒトと議論すると、
その”見えていない”ことに気づかされます。
世代、性別、国籍が違うヒトをチームに入れるだけでだいぶ違ってきます。
だからこそ、ダイバーシティが推奨されているのです。
更に違う会社のヒトが入るとビックリすることもあります。
特に、B2Bの会社とB2Cの会社のヒトが
議論すると視点の違いに驚かされるでしょう。
労働集約型の企業と資産回転型の企業のヒトの議論も相当違うはずです。
古より、文化が交流するところで新しい価値が生まれてきました。
それを誘発する場づくり、それが「SYNQA」の挑戦だと思うのです。
但し、全くアイスブレークされていない赤の他人同士だと腹が割れません。
これだと、なかなか”交流”に至りません。”交流”からの価値を期待するなら、
交流参加者がある程度、良く知った間柄になることが必要条件になります。
ワンショットのイベントではダメ。時間を共有する仕掛けが必要です。
ITOKIさんにはこの施設のポテンシャルを最大化するために会員企業制にして、
お互い知った間柄にするための工夫をした方がいいと、
いくつか具体的な内容と共にアドバイスしました。
自社であれだけの施設をつくると大変です。
しかも、自社の社員だけですと”他者との交流”にならない。
そういう悩みに応えるのが「SYNQA」的な場です。
ホテルや研修施設の方も今後の今後の「部屋」のつくり方、
使い方を考える上でのヒントがありますよ。
ということで、ぜひ、ご覧になってください。
おまけー1:名古屋駅前で街頭演説する自民党総裁の安倍さんに遭遇。
しかし、何をお話しになっているのか、よく聞き取れません。
悪く言うと街宣車みたいな感じでした。
安倍さんの意気込みや元気さは伝わってきましたが、あれでいいのだろうか・・・と。
選挙カーにも同じような印象があります。正直、うるさいです。
選挙会場で、投票前に「15分」で候補者の主張がわかるような映像を見るようには
できないものでしょうか。
おまけー2:とある駅で地下鉄に猛ダッシュで一人の男性が駆け込んできました。
「あれ、**くんじゃないの?、ひさしぶりー!」
ドア近くに立っていた女性陣が口々に叫びました。
「おー、**じゃない。久しぶり!」
とその男性が右手を上げた、その手に「週刊大○」。
しかも「私の恥ずかしい**」みたいな大文字が表紙に。
せっかくの再会が「週刊大○」の話題で持ちきりに。(教訓:買ったらカバンにしまう)