いい歳して、今さら系のことばかりなのですが、個人的にはとても大事な気づきだと
思っているので、Facebookを備忘録代わりに、数日前から「今日の気づき」を書いています。
・不幸であることをいくら嘆いても幸せにはならない。幸せは自分でつくるもの
・わかってない人を「わかってない」と批判する前にわかってもらう努力をしたかを省みよ
・何かに立ち向かうとき、「保険」をかけているヒトは「保険」をかけていないヒトに勝てない
・『善意』には良くなって欲しいという期待がこめられているはず。
何も期待していない善意は自己満足にすぎない。
こんな感じです。
この中で昨日の気づきの「善意」。これには結構深い気づきがありました。
仕事で忙しい人、特に経営者、リーダーという立場の人は多くの人達を背負っています。
そうなると自分のペースで動けないこともあります。誰かの穴埋めや突発対応も多々あります。
元より仕事が好きなこともありますが、24時間に占める仕事の割合がどうしても多くなり、
家族のための時間は少なくなってしまいます。
家族のことを軽視しているわけではありません。むしろ家族を大事にしたいという想いは
強いはずです。しかし、現実問題として家族のために避ける時間が少ない。なんとかしたいものの、
これ以上は無理だと思っています。
家族から「仕事ばかりしている」とクレームを受けると、”自分は忙しい中、デキる限りの
ことはしている。これ以上何をしろというのだ!”と逆切れしがちです。”仕事なんだから、
しょうがないじゃないか、わかってくれ”と。
一方で専業主婦は夫や子供のこと、そして家そのものが円滑に回ることを考えて動いています。
常に自分以外のために時間を使っているわけです。ところが、その行為、時間に対する評価
(感謝)がありません。ある意味で”当たり前”という感じになっています。
しかも、専業主婦には「Vacation」がありません。給与もボーナスも制度としてはありません。
こんな割の合わない役割はありません。
自戒の念を込めて書きます。われわれ男性陣、特にリーダー連は反省しないといけません。
家族の、特に配偶者の「善意」に甘え過ぎていないかと。
自戒の念を込めて書きます。「善意」は見返りを求めるものではない。特に家族に対する「
善意」については無償のはずという想いがあるかもしれません。但し、家族は空気ではありません。
感情がある人間です。家族の「善意」にあぐらをかいていないかと。
善意でいろいろやってくれる人達は、そこに「(何かが)良くなって欲しいという期待」は
あるはずなのです。そこを汲み取らないのは(自戒を込めて)傲慢だと思いました。
“仕事が忙しい”のは言い訳になりません。今以上のアウトプットを、投入時間を減らして
出せばいいのです。そうすれば時間ができます。或いは何かを止める。要は自分の生産性を
上げればいいのです。小さな子供を持つ母親社員はみなそうしています。
“仕事のやり方は変えません。上の立場になったのでより忙しいです。だから家族のための
時間が増えません・・・”、これではダメだと思ったのです。
例えば、私の11月のスケジュールを見るとヒドイものです。何も予定がない日は土日祝日を
入れても3日しかありません。しかも、ほぼ毎日、8時スタートです。月末までの日中のスケジュールで
空いている時間は通算しても2.5時間しかありません。先月も同じような感じでした。
こんなスケジュールを組んでいること自体ダメなのです。
仕事のやり方を変えましょう。”仕事なんだから、しょうがないだろう”をなしにしたい!
外国人の友人が言っていました。「日本人は時間を守らない。」
始業の話ではありません。終業の時間です。出勤時刻には超ウルサイが、退勤時刻については
超ルーズだ、と言われました。なるほどです。
もっともっと生産性、効率を挙げて、「仕事上のパフォーマンス」と「家庭上のパフォーマンス」を
両立させたいですね。これぞ、ワークライフバランス。
私の11月のスケジュールをキャンセルしたりはしません。12月のスケジュールから仕事の仕方、
時間の割り振り方を変えます。40歳のときに「求心力型マネジメントスタイル」から
「遠心力マネジメントスタイル」に変えたときと同じくらいのチャレンジですが、頑張って変えます。
“思い当たる節”のある人は私と同じチャレンジをしましょう!
おまけー1:12月5日~7日の「柴田塾」にとある企業様からのキャンセルで3枠あきました。
ご関心のある方、企業の人材育成担当の方へ、ぜひ!
http://ibms.indigoblue.co.jp/course/program2.html
おまけー2:12月15日に予定されているコーポレート駅伝参加がピンチ!です。医者から
ランニング禁止令が・・・。しかし、このままだとキャプテンが敵前逃亡したも同じ・・・うむむ・・
と思っていたところ、同じチームのO嬢から「あたしが第一走で、途中棄権して、タスキが渡らないって
いうのはどうですかね」と。 うむむ・・・
おまけー3:セブンイレブンの100円ポテトが意外においしいです。