Vol.669 自分に”空き”をつくる

休みました!連続で5日間。プライベートの用事があったので、まるまる予定なしは

11月3日の1日だけでしたが、仕事からほぼ完全に離れた1週間でした。以前はPC持参の

休暇でしたが、今回はPCにほぼ触らず。さすがにスマホは保持。ただし、急ぎ以外の

メールへの返信はせず。時に圏外。仕事の電話もほぼせず。

 

元来、人が休まないときに休みたい派なので、お盆やらゴールデンウイークは

ふつうに仕事をします。今回のような連続休暇は半年から1年前に計画して

スケジュールをブロックします。

 

休みは大事です。日常的に忙しい人ほど意識して連続休暇を取った方がいいです。

そうでないと自分の仕事のクオリティが劣化します。

 

前にも書きましたが、Vacationは身体をVacant(真空)にするものです。自分の中に

「空き」がないと学ぶことができません。創造的なことなど全くできません。

定期的に自分の中に「空き」をつくらないと摩耗するだけです。

 

少し前に祝日を地域別に設定してはどうか、という案がありましたが、これは私的には

ありえない施策でした。休みは自分で計画するものです。誰かが決めたカレンダー任せに

してはいけません。平日に堂々と休みましょう。

 

記憶に残る名言があります。私が駿台予備校時代に古文の桑原先生

(名物講師の一人でした。)がこう仰ってました。

 

「予備校生だからといって夏休みに海に行ってはいけないということはない。

我慢せずに行きなさい。思い切り遊びなさい。ただし、日が暮れてくるころに

胸が痛くなってくるはずです。“遊んでいていいのか・・・”と。そうしたら、

その痛みをバネにして思い切り勉強すればいい。」

 

“こんなに忙しいのに休みなんかとれるか。”

忙しい日が続くとやる気ではなく惰性で仕事をしている自分がいるはずです。

ちがいます。だからこそ休むのです。忙しいは「心を亡ぼす」と書きます。

 

それではいい仕事ができるわけがありません。思い切り休めば、仕事をしたくて

ウズウズしてくるはずです。それを原動力にいい仕事を思い切りした方が

いいに決まっています。

 

“余人をもって代えがたい”と言われるような存在になること。

 

仕事人として、これは目指すべき姿です。ただし、自分の代わりになる人間がいないと

休めなくなってしまいます。中には無意識のうちに自分の代わりになるような

存在を潰す人がいます。自分の存在意義を脅かす存在を恐れての所作ですが、

これほど馬鹿馬鹿しいことはありません。そんなことで自分のポジションを失う

程度の仕事ぶりなら、休む以前に他の人に取って代わられています。

 

誰かが自分の代わりを務めたとしても、自分は自分。同じことができる人間はいません。

自分の“代打”で他の人が登場したら、自分の価値がより輝くチャンスと思うくらいの

余裕が欲しいものです。そう思えるだけの仕事をしましょう。

 

向こう半年の自分のスケジュールの中で意識的に休みをいれていない人へ。

すぐに休みを計画しましょう!

 

まずは日程を押さえる。そこからです。(何をするかはそのあと)

 

 

おまけー1:前回のメルマガでエレベータの中の「おなら事件」について書きましたところ、

大勢の方から「こちらも、おならをすればいい」というアドバイスをいただきました。

世の中には自分の意思でいつでもおならが出せる人がたくさんいることを知りました。

(私はまだまだです。修行します。)

 

おまけー2:新種のオランウータンがスマトラ島で見つかったニュースにドキドキ。

ヒマラヤの雪男はもろもろ調べてみるとどうやら熊らしいのですが、

中国の野人や北米のビックフット(サスカッチ)が発見される日も近い!

 

 

おススメコーナー:NHKEテレデザインあ5分版」。

毎朝、7時25分から5分間、なかなか良いですよ。

 

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