金曜日は全国的に雪。寒い一日でした。NYはさらに極寒。ロシアに至っては水道管が
破裂し、街中が氷漬けになっているようです。(アナ雪の世界もリアルだとおおごとです。
“ありのままに”とか言ってられません。)
http://news.livedoor.com/article/detail/9710554/
寒暖の差、乾燥、街なかでゴホゴホ咳する人・・・、ちょっと気を許すと体調を崩しがちです。
先週、“おなかの風邪”をひきました。食事が出来ず、頑張って食べると食べたものが
たちどころに“出る”という状態。そうなると力が出ないもので、火曜日、水曜日の
Indigo Blueのイベントでは途中退席、木曜日の柴田塾の講義は座って行うという
情けない有り様に。
いけません。
40歳のときに不摂生と働き過ぎから、軽い脳梗塞をやって以来、健康管理については
考え方を変えました。責任ある立場にある以上、自らの健康管理は大いなる責任事項。
なにしろ、自分が倒れたときに及ぼす影響が大きい。多くの人に迷惑をおかけすることに
なります。仕事も停滞してしまいます。
無理や暴飲暴食をしない。食事の内容に気をつける。適度に運動をする。もろもろ気を
遣ってきたつもりですが、京都への弾丸往復の間にちょっと気を許したようです。
前回のメルマガで見た目を磨く「スタイリング」について書きましたが、「健康管理」も
次世代リーダー育成に入れ込みたい要素です。若くして選抜される人たちの多くが自分の
食生活や時間の使い方については無頓着で、年に1,2度倒れることを美徳にしているからです。
私の場合、マーサーの社長になったときに知人から予防医学の先生を紹介されました。
社長になったんだから今まで以上に健康に気を配れとのアドバイスでした。
このとき初めて予防医学による診断を受けました。すると「お前はもう死んでいる」と
いう判定。特に肉中心の食生活をすぐに変えない限り、脳梗塞で倒れる可能性が**%
(結構高い割合)だと。“ま、そんなことないでしょう”とタカをくくっていたら、
その2週間後に電車の中で倒れました。
これはさすがに効きました。痛い思いをして初めて学ぶのは典型的なバカなのですが、
食生活を変えようと本気で思いました。先生のアドバイスに従い、徹底的に肉断ちを
しました。魚と野菜中心の食事に変えました。“心の優しい”当時の仲間たちが「叙々苑」で
ランチミーティングをやるようにしても、私はエビと野菜。頑張りました。
これを3年やりましたところ、普通の人になりましたので、その後は肉断ちは止めています。
しかし、その時の学びから食べ物の内容には気を配るようになりました。
睡眠についてもそうです。翌日のスケジュールを意識して睡眠時間を確保するように
しています。映画「紙の月」の中で小林聡美さん演ずる先輩銀行員が言う「あたしは
徹夜はしたことがない。翌日に響くから。」という台詞はちょっと痛かったです。
自分も似たようなものがありますので。
運動については朝走れるときには走るようにしています。但し、これも無理しない。義務感で
やると続きません。一番効くのは新しいシューズですね。今年に入ってニューバランスの
新しいジョギングシューズを買ったのですが、走るのが嬉しいです。こういうインセンティブは
結構効きます。(店内で見つけた超カッチョいいウエアを買ったりなんかしたら、
朝の予定が全て10時~になってしまうおそれがあったくらいです。)
なによりも必要なのは適度な息抜き。某雑誌で“サボりのススメ”というタイトルの取材を
受けたことがありますが、適度にサボることを強くおススメします。仕事ばかりやっている人
には「サボり」の伝授もありかと。パスの子会社で「アトラス」という旅行会社がありまして、
ワーカホリック向けの“サボりツアー”を企画しようかと思っています。
おかげさまで柴田塾の初日の夕方から体調を回復しました。回復させたきっかけは“カステラ”。
足元がおぼつかなかったのは“おなかが空いてたから”だったようです。そういえば、病気の
お見舞いに“カステラ”という時代もありましたもんね。
おまけー1:一部に「抗癌剤」の使用を止めるべし、という報道がありますね。それよりも
体温を上げ、“生きがい指数”が増えるような環境に身を置く方が良いという説には頷かされます。
おまけー2:最近、都内の夜空が澄んでいます。星がとてもよく見えますよ。
おまけー3:2月26日(木)に役者を活用した新プログラムのお披露目をします。
“全ても問題は人間関係に帰結する。職場の人間関係を解く秘訣”に気づく、
シアターラーニングです。
ぜひ足をお運びください。(特に、部下が思い通りに動かないとストレスを溜めている方に
おススメです。)
https://indigoblue.co.jp/chemistry_change/